「やがて君になる」ED「hectopascal」 CD、ハイレゾの波形、周波数グラフ比較

2018年11月29日アニメ/マンガ等,感想/レビュー,音楽

 このブログでは初めてのCDとハイレゾの比較。TVアニメ「やがて君になる」エンディングテーマ「hectopascal」のCD音源とハイレゾ音源の波形と周波数解析してスペクトラム表示したグラフを比較してみる記事です。

大変気に入ったので両方とも買いました。音楽知識の無いど素人の評価ですのでご了承ください。

hectopascal

 まずは表題曲の「hectopascal」から。上がCDで下がハイレゾ(48.0KHz/24bit)です。ハイレゾはmoraで買いました。メタデータには特に興味深い情報はありませんでした。
 驚いたのがCD。アニソンやポップのCDでは複数のクリッピングが当たり前ですが、「hectopascal」は一か所だけ。この時点で好印象。
 ハイレゾに関しては当然クリッピングは無いものの、無理やり音圧を抑えているような印象。
 波形も周波数のグラフを比較してみてもハイレゾとCDの差異は少なく、コスパ的にはハイレゾを買う必要性は薄いかなと。48.0KHzということもあり、実際に聴いてみても大きな違いはありません。

好き、以外の言葉で

 次にカップリング曲「好き、以外の言葉で」。上がCDで下がハイレゾ(48.0KHz/24bit)です。
 こちらはなんとCDにクリッピング無し。当然ハイレゾにも無く、波形も似たようなもの。こちらも実際に聴いてみても大きな違いは無く、CDだけで良いと思われます。

クレジット

 CDのジャケットに記載されていたクレジット表記です。

recorded by 神谷ちなみ、吉田和也、佐藤香奈
recorded at 元麻布スタジオ、studioFine
mixed by 菊池 司 (Arte Refact)
mixed at 元麻布スタジオ
recording directed by 真崎エリカ
sound product managed by 山田公平 (APDREAM)

mastered by 森崎雅人
mastered at Saidera Mastering

design:BALCOLONY.
illustration:合田浩章
paint:松田知悦
color coordination & check:篠原真理子
package product managed by 林健太郎デザイン事務所
package product directed by 鶴田美栄子 (Sony Music Communications Inc.)

promoted by 滝澤圭一 (KADOKAWA)
package promoted by 竹山沙織 (KADOKAWA)
sales promoted by 中山卓也 & 木村綾子 (KADOKAWA)

music produced by 三浦華子 (KADOKAWA)
package produced by 水島智恵子 (KADOKAWA)

executive produced by 菊池 剛 (KADOKAWA)

special thanks to 仲谷 鳰、『月刊コミック電撃大王』編集部、やがて君になる製作委員会、マウスプロモーション、ミュージックレイン

ZMCZ-12649 ©2018 仲谷 鳰/KADOKAWA/やがて君になる製作委員会

おまけ

 全く関係の無いおまけ。同時に買った徳永英明さんの「壊れかけのRadio」(96.0KHz/24bit、2016.04.13配信開始の「ALL TIME BEST Presence」収録)の波形を見て驚き。ハイレゾなのに大量のクリッピング。J-POPのハイレゾを買ったのは実はこの曲が初めてなのですが、同ジャンルの全体的な傾向なのでしょうか。レーベルによるのかエンジニアによるのか分かりませんが。アニソンはクリッピング無いのになあ。需要があるからハイレゾでも音圧でアピールする必要があるのだろうが、残念。