GeForce GTX 1660 SUPERでFF15ベンチ・フルHD・高画質で7000点台を出す設定

ソフト/アプリ

 「GeForce GTX 1660 SUPER」を買いました。高負荷で有名なFF15ベンチですが、各ユーザーのGeForce GTX 1660 SUPERのフルHD・高画質の平均値(?)は「6418」でした。これを、各設定をいじって7000点台まで上げようと思います。しかもCPUは当グラボに対してボトルネックになる「Core i5 8400」を使います。
 邪道なので、個人的備忘録として残しておきます。

ベンチマーク環境

OSWindows 10 Pro 64ビット バージョン1909
CPUIntel Core i5 8400(ターボ・ブースト:オン)
グラボGIGABYTE GV-N166SOC-6GD
(NVIDIA GeForce GTX 1660 SUPER)
(VRAMは6 GB)(PCIe 3.0 x16動作)
RAM16 GB(2800 MHZ)
ストレージIntel SSD 760p 256 GB(PCIe 3.0 x4動作。TLC)
ソフトFINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク

CPU、RAMの設定

 Core i5 8400はOCできないので「ターボ・ブースト」はオンにしておきます。常時全コア3.8 GHz以上で動きます。
 RAMは16 GB。XMP 2.0で気軽に2800 MHzまでOCしておきます。いずれもUEFI上で設定しました。

グラボのOC

 当然グラボ自体もOCします。メーカー付属のOCツールを使って、下記の項目のみ変更しました。

GPU BOOST1953(MANUAL)
MEMORY CLOCK14806 MHz
POWER TARGET105 %

Windowsの設定

 CPU、GPUに関わるWindows自体の設定を変更します。「電源オプション」の詳細設定で下記の項目を変更します。

「PCI Express」
→「リンク状態の電源管理」
オフ
「プロセッサの電源管理」
→「最小のプロセッサの状態」
100%
「プロセッサの電源管理」
→「システムの冷却ポリシー」
アクティブ
「プロセッサの電源管理」
→「最大のプロセッサの状態」
100%

NVIDIA コントロール パネルの設定

 この記事の本題です。「NVIDIA コントロール パネル」の設定を下記のように設定します。「Max Frame Rate」以外は全てfps最重視の設定です。「低遅延モード」などは割と最近追加された設定項目です。これは「ウルトラ」に設定します。

FF15ベンチの設定

 FF15ベンチの設定は定番の「高画質」「1920×1080」「フルスクリーン」です。

実行結果

 出ました。驚異の「7335」点。GTX 1660 SUPERの平均値(?)よりも900点以上も高くなり、GTX 1070 Tiとタメを張る結果に。
 「NVIDIA コントロール パネル」での設定はFPSゲームなどを実際にプレイする際は必須ですが、ベンチマークを比較する目的においては邪道なので、小声で公開しておきます。

 まあ、ハードウェアエンコ目的で買ったのでゲームはやらないんだけどね。できれば機械学習の勉強もしたいなあ……